8mm映写室#17「斜里 昭和ノ映写室2」上映会レポート


こんにちは!信州大学繊維学部1年生の大口結司です!今回は大学の方で三好監督にお会いして誘っていただき、6月2日に山山食堂で開催された8mm映写室#17「斜里 昭和ノ映写室2」の上映会に参加しました。

このような上映会に参加するのは初めてでしたが、風情ある店内でこぢんまりと映画を観るのはとても楽しかったです。

さて、さっそく映画を視聴した感想を述べさせていただきたいと思います。まず驚いたのは、当時と現在の動画を撮るという行為の価値の違いです。現在はスマホをかざせばすぐに動画を撮ることができますが、当時はわざわざその場までカメラを持って行かなければなりません。撮影にはフィルムが必要で、フィルムは高価なものでした。つまり、8mmフィルムに収められた映像は撮影者にとってそれほど価値があるということです。

何を想いその映像を撮ったのかと想像を膨らますと、際限がありません。そして、その映像を視聴する提供者さん方の、飾り気のない、当時へ思いを馳せる姿に、この映画を制作する意義のようなものを感じました。上手に言語化できませんけどね。ここは是非とも、実際に視聴して感じていただきたいところです。

そしてこの映写会を締めくくるのは、寺尾紗穂さんの歌う「流した涙の数だけ 美しい虹が立つ」です。「語り継ぐ女の歴史」という書籍に掲載されていた「斜里女性史を作る会」会長の佐藤玲子さんの詩を元に制作された曲です。作中の比喩表現もさることながら、この詩に込められた想いにはえも言われぬ余情があります。

ここで終わらないところが「8mm映写室」の良いところで、上映後に座談会があります。座談会では映画を通じて感じたことを皆様が話してくださいました。

特に、実際に斜里を知る方のお話は興味深く、とても面白いものでした。皆様のお話から、適切な表現であるかは分かりませんが、映画を視聴した方々の中でマインドマップがぐんぐん広がってることを感じ取れました。今後、座談会のない上映会に価値を見出せなくなるほど素晴らしいものでした。

ということで、このような地域映画の制作に携わってみたくなり、6月17日にまつもとフィルムコモンズの定例会に参加させていただきました。

現在制作中の映画に関するお話しばかりでしたので内容はよく分かりませんでしたが、大人だから、学生だからといったことは関係なく、映画の完成というゴールに向けて隔たりなく議論していました。大人達が学生を操ってる様子もまったく見受けられず、社会的役割を超えて活動できるこのような環境は得難いものであると思います。

てなわけで、まつもとフィルムコモンズのメンバーに加入しました。よろしくお願いいたします。(ユウジ)