こんにちは!大学生メンバーのリサコです。
10月26・27日に信毎メディアガーデンにて開催されました「8ミリだョ!全員集合 まつもと日和2 完成上映2DAYS」にご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
当日は2日間とも、超満員となる回もあるほどたくさんの方々にご来場いただきました!
映画に関わったまつもとフィルムコモンズのメンバーとしても、『まつもと日和』のいちファンとしても、たくさんの方と作品を共有できたこと、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。
今回のイベントでは、最新作『まつもと日和2』の完成上映に加えて、第1作『まつもと日和』のアンコール上映、市内の飲食店の方々にご協力いただいた飲食ブース、オリジナルのフォトブース、8ミリフィルムの機材展示、そしてサブシアターでの8ミリフィルム上映など、盛りだくさんの企画を展開させていただきました。
「8ミリ横丁」と題したこちらのスペースには、通りすがりで足を留めてくださる方も多く、あちこちでコモンズのスタッフとお客さんの会話が聞こえてくる楽しい空間が生まれていました。
さて、今回お披露目となった『まつもと日和2』では、私も8ミリフィルム提供者さんへのインタビューという形で制作に関わらせて頂きました。
私としては人生初の映画出演!ということでドキドキしつつ、当日は会場内のスタッフとして、みなさんの反応も楽しみつつ映画を観させて頂きました。
ほほえましいシーンで思わずこぼれる笑い声や、「あれ、あの場所だよ」「あの人映ってる!」といった楽しいおしゃべりの声、そして「覚えてるなあ」と昔を懐かしむような声・・・。このおしゃべりだけで、また新しく一本の作品ができそうだなあと感じるほど、いろんな声が聞こえてくる場内でした。
今回のイベントでは、映画の上映だけでなく、3日満月さん・辻村豪文さんによる上映前ライブや 8ミリフィルム提供者さんやコモンズメンバーによるトーク、信濃毎日新聞の論説顧問・丸山貢一さんと三好監督の対談、お客さんとの全員集合座談会などの企画もあわせての開催となりました。
私は3日満月さん・辻村豪文さんによるライブを観させていただき、8ミリフィルムの映像と音楽の生演奏という、とても贅沢なコラボを体験させて頂きました。
フィルムの映像ならではのあたたかい雰囲気と、どこか懐かしいような音楽がマッチして、それぞれの魅力がますます際立つようなとっても素敵なライブでした。
音の無い8ミリフィルムを彩る『まつもと日和2』の音楽の魅力を、演奏を見て頂いた方はじっくりと体感していただけたのではないでしょうか!
会場のホワイエスペースでは、同じく劇中の音楽に携わっていただいた信州大学ケルト音楽研究会 S-Celtsさん、そして日乃出音楽堂さんによるライブも行われました。
S-Celtsさんによるライブでは、このサークルに所属するフィルムコモンズの学生メンバーも参加して、6人の息があった素敵な演奏を届けてくれました!
日乃出音楽堂さんによる午後のライブでは、バイオリンとアコーディオンからうまれるあたたかい音色にうっとり。イベントの後半をさらに盛り上げるような演奏を届けてくださいました!
さて、地域映画である『まつもと日和』、そして『まつもと日和2』を語る上で欠かせないのは、やはり8ミリフィルムの提供者の方々です。
今回の上映会では、私がインタビューをさせていただいた8ミリフィルムの提供者のご夫婦も会場に足を運んで下さり、運よくお会いすることができました。
お二人とも映画をとても楽しんでくださったようで、私に対しても「ありがとう」という言葉をたくさんかけてくださいました。素敵なフィルムをご提供いただけたことももちろん嬉しい出来事でしたが、映画を観終えたおふたりの笑顔を見ることができたことが、私にとっては何よりの喜びでした。
押入れの中に眠っていた8ミリフィルムが、新しい人と人とのつながりを生み出す。言葉では理解したつもりでしたが、コモンズのメンバーとして映画に関わらせてもらい、2日間の上映会でみなさんの様子を見ることで、はじめてこのことの意味を実感できたように感じます。
あらためて、二日間の上映会、ありがとうございました!
今回は会場に来ることがかなわなかったという方も、また今後の機会に『まつもと日和2』を共有できればと思います。ぜひ今後のコモンズの活動にもご注目ください!