「きょうは みんなで まつもと日和」が開催されました!


こんにちは!大学生メンバーの那奈です。

3月8日、キッセイ文化ホールの大ホールにて「キネマまつぶんシアターvol.8 きょうはみんなでまつもと日和」が開催されました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

今回は「まつもと日和」「まつもと日和2」に加え、蟻ヶ崎高校放送部制作のドキュメンタリー「つなぐ」8ミリがつなぐあの日の記憶」、さらに梓川小学校 元5年3組の皆さんが中心となって作った「梓川の映画学校も上映される、充実のラインナップでした。

入退場が自由だったこともあり、複数の作品をはしごして観てくださる方も多く、8ミリフィルムの世界にどっぷり浸れる一日になったのではないでしょうか。

ホワイエには、機材展示や物販、ビュワー体験、思い出感想&コラージュなど、さまざまなブースが並びました。その中でも新顔「どこコレ?」のブースも。

「どこコレ?」とは、昭和の松本の風景写真を見て「どこ」なのかを予想し、付箋に書き込んで写真の下に貼っていくアクティビティです。

松本に移り住んで2年の新参者である私には、さっぱり分からない風景も、松本大ベテランの来場者の皆様にはお手のもの。次々と謎が解決されていきました。

「梓川の映画学校」の上映前には、梓川小学校 元5年3組の皆さんがご挨拶をしてくれました。私は今回初めてこの作品を観たのですが、彼らのひたむきな姿に心を打たれました。

特に効果音教室には驚かされ、その精度の高さに感動。音のない8ミリフィルムも素敵ですが、効果音が加わることで、映像の動きがより生き生きと感じられました。

「つなぐ」と「8ミリがつなぐあの日の記憶」の上映前には、蟻ヶ崎高校 元放送部であり、まつもとフィルムコモンズメンバーでもあるみづきさんが挨拶をしてくれました。

普段なかなか見ることのできない2人の高校時代の頑張りを知り、嬉しさと誇らしさがこみ上げてきました。

「学生トーク」では、初の試みとして学生だけでのトークを実施。登壇メンバーは皆ドキドキしながらも、私たちが「まつもと日和」「まつもと日和2」にどのように関わり、どんなことを感じたのか、何を得たのかをありのままに語りました。

最後に、私から「なんで8ミリってこんなに人の心を動かすと思う?」という質問を投げかけると、メンバーから素敵な回答が続々と。

「8ミリフィルムは限られた時間で撮るからこそ、一瞬一瞬が大切にされ、見る人を惹きつける力がある」
「SNSのためではなく、家族や日常を純粋に記録するものだからこそ、心を動かす」
「音がないことで、見ながら語り合い、記憶を補い合う時間が生まれるのが魅力」

メンバーそれぞれが感じる8ミリの魅力は少しずつ違い、それだけ8ミリフィルムの奥深さが伝わってきました。

当日は、ヤマベボッサさんとぴゅあさんがさん来てくださり、美味しいスイーツやご飯で長時間の上映会を支えてくださいました。ありがとうございました!

また、コモンズ学生メンバーのご家族もたくさん来場され、会場内を案内するメンバーの姿も見られました。どこか誇らしげなその表情が印象的でした。

以前の信毎メディアガーデンの上映会では、私の母も来たのですが、「まつもと日和!すごいでしょ!!」と母にドヤ顔をしていた自分を思い出しました笑。微力ながらもこの映画に携われたことを心から誇りに思います。

ご来場いただいた皆様の映画への反応や、見終わった後の表情、そしてアンケートを通して、「まつもと日和」への愛情や、松本への愛着がさらに深まったことを実感しました。改めて、本当にありがとうございました!

そして最後に大ニュース!

山形村のアイシティシネマにて「まつもと日和」「まつもと日和2」の3週間限定上映が決定しました。

▶ 上映期間:2025年3月28日(金)〜4月17日(木)

まさかこんなにすぐに上映の機会が訪れるとは!

ぜひ皆様、劇場に足をお運びください。お待ちしております!