こんにちは!大学生メンバーのすみれです。
5月24日、25日にかけて、エールコート咲楽さんにて、『まつもと日和』の自主上映会が行われました。
※自主上映会はどなたでも開催していただけます。
ご興味のある方はこちらのURLから詳細をチェックしてみてください。
https://matsumoto8mm.com/jisyujyouei/
エールコート咲楽さんは、介護付き有料老人ホームで、ご利用者様の世代的に、『まつもと日和』をすごく楽しんでいただけるはず。
ぜひそのような方々にも『まつもと日和』をお届けしたい!というのは、われわれの願いでもありました。
このたび、とうとうその願いが叶うということで、コモンズメンバーで自主上映会を見学してきました。
上映会前に、皆さんの前で『まつもと日和』とフィルムコモンズについて少しお話しさせていただきました。
すごく緊張して何度も噛んでしまいましたが、みなさん温かく見守ってくださいました。

そして上映開始!

上映中はおしゃべりOKなのですが、はじめは皆さんお静かにじっとみてくださっていて、楽しんでいただけているかな…?と心配でした。
しかし、ジャンボマックスが登場すると、「あ、ジャンボマックスじゃないか??」との声が!
その後も懐かしい風景がうつると、皆さんたくさんおしゃべりしてくださって嬉しかったです。
浅間音頭のときには一緒に歌ってくださる方もいたり…!
映画が終わったあと、「見たことのある風景がでてきた方〜??」いうふうに問いかけると、たくさんの方が手をあげてくださいました。
感想会では特にスケートのシーンが人気で、ご自分でスキー板をつくった思い出や、親にスケート靴をつくってもらったことをお話しくださった方もいらっしゃいました。
特に印象に残ったのは、映画の上映中に嗚咽されてハンカチを目に当てていらっしゃる方がいたことです。
施設の方が背中を摩り、「ここ、知ってるの??」と問いかけると、「知らない」とお答えになり、施設の方が「なんなのよ〜」とつっこんでおられました。
私も「知らんのかい」と思ったのですが、そういえば私自身、8mmフィルムに残された風景を実際見たことはないのに、どこか懐かしいような感覚があります。
私の母は山口県出身で松本とは縁がなかったのですが、それでも『まつもと日和』を見て、なんだか懐かしいと涙を流していました。
8mmフィルムの映像は、ひとりの人が撮ったとてもプライベートな映像です。
しかし、そこから皆さんがそれぞれの故郷を思い出すことができるということ、それが涙がでてくるくらい心を動かすということに、8mmフィルムがもつパワーを実感しました。

そして映画の上映会のあと、エールコート咲良さんの施設をご案内いただきました。
素敵な温室にはなんとバナナが!!
