give me little more.×まつもと日和上映&ライブ開催!


こんにちは!9月15日に開催された give me little more.(通称ギブミー)での上映会の様子をお伝えします!

ギブミーは、女鳥羽川沿いに位置する、蔦に覆われた一見あやしさ満載のイベントスペースであり、多様なカルチャーが交差する松本のディープスポットです。

松本に来たばかりの時は正直「大人の中の大人しか入っちゃいけなそうな敷居が高いお店だ…!」と思っていました。今回ここで上映するときいて、スタッフで参加することを決めました。

「まつもと日和」「まつもと日和2」と続けて上映した後、座談会をはさみ、映画のサウンドトラックを担当してくれた3日満月のお二人と、キセルの辻村豪文さんによるライブという盛りだくさんの1日です。

ギブミーの店主・新美さんと会場準備。スクリーン前方に映るシートは、8年ぶりに動かしたそうです🪑


日が落ちるとともに、お客さんが続々といらっしゃいました。「日和2」は当日券で鑑賞されるお客さんも多く、店内のバーカウンターは満席。ぎゅうぎゅうの空間だからこそ、グラスと氷のぶつかる音、お客さんの話し声や足音、四方八方からさまざまな音が聴こえて不思議と安心する空間でした。

上映後の座談会は、三好監督とギブミーの新美さんを中心に車座になり、次々と手が挙がり活発に意見が交わされた1時間でした。1作目と2作目の方向性や演出の違いについて、8mmフィルム映像が「8mmカメラを手にいれることのできる富裕層の幸せな姿」だけを映しているとも取れることについて、など鋭い視点からの意見も多数あり、「まつもと日和」作品の立ち位置や意義について考えさせられる場となりました。


最後のライブは、まず3日満月の演奏からスタート。権頭真由さんの躍動感あるアコーディオンと伸びやかな歌声に、佐藤公哉さんがドラムセットやバイオリンなどマルチな演奏で合わせ、オリジナル楽曲を演奏。続いてキセルの辻村豪文さんが入場し、三好監督の作品への思いが語られたのち、映画のBGMとなった曲やオリジナル曲を演奏。8mmフィルムに映る田園風景が浮かぶような演奏でした。

最後は3日満月と辻村さんによる「まつもと日和2」エンディングテーマ「やまびこ」の初披露。本楽曲があがたの森講堂にて公開収録された時のように、ギブミーに集まったみなさんで歌い、手拍子をしました。その場で曲が作りあげられていく様子は、臨場感があり胸がいっぱいになる時間でした。

コモンズ主催の上映会は、昨年末の「日和2」完成披露会以来。普段の上映会とはまた違った、コモンズメンバーにとっては新たな顔ぶれのギブミーのお客さんたちと一緒に「まつもと日和」作品をさまざまな角度から楽しめた濃く充実の1日でした。ご来場くださった皆様、ありがとうございました。

コモンズメンバーのたかはし&坂田でした(^ω^)(^_^)v