ホームムービーの日inまつもと開催報告 8mmフィルムの映像が人を繋ぐを実感できた1日でした


2025年11月3日月曜文化の日 松本市街地では例年通り「まつもと市民祭」が開催され、普段車が通る道も歩行者天国となってそれぞれの通りで様々なパフォーマンスやマルシェ、フリーマーケットが開催されました。
まさに松本市民であることをシンプルに楽しむ、とっても平和な景色があちこちで見られる1日でした。

私たち「まつもとフィルムコモンズ」は、このお祭りの真ん中、「中町通り」の「蔵シック館」で土間をお借りし、「ホームムービーの日 in まつもと」を開催しました!

入口の様子 昭和の松本あり〼
入口に説明とチラシコーナー 奥にメインスクリーン

毎年10月第3土曜日は「ホームムービーの日 Home Movie Day-HMD」です。
地域や家庭に眠る映画フィルムを内容を問わず持ち寄って上映する国際的な記念日として、世界17カ国100都市で祝われています。
詳しくはこちら>>http://filmpres.org/project/hmd/

日程は少しずれてしまいましたが、「まつもと市民祭」の趣旨や雰囲気と、ホームムービーの日の趣旨はきっと相性ぴったりなのでは?ということで今回初の試みでした。

ふらりと立ち寄ってくださる方もいれば、ホームムービーの日をめざしてきてくれる方もいました!

私は入口のところに控え、足を留めて映像を見てくださる方には、「『まつもと日和』はご存じですか??」とお声かけしながら、古い8mmフィルムを集めて作った映画のお話しや、ご家庭に眠っていた映像を見る日だということなどをご説明しました。

「まつもと日和」をすでに見たことのある方もたくさん立ち寄ってくれましたが、知らなかった、テレビや新聞で存在は知っていたけど映画は見たことないよと言いながらも興味を持ってチラシをもらって行ってくれる方も多く、嬉しく感じました。

なかには、親御さんと見たいけれどご高齢で外には連れ出せないので、DVDの販売かレンタルをしてくださいという熱い想いを伝えてくださった方もいて、これまで私たちでは思いつけなかったアイデアをいただいたり

ビューワー体験や感想コラージュのコーナーも用意

8mmフィルムを手動で動かしながら確認できる「ビューワー」の体験コーナーや、今まで上映会場で集めた感想をコラージュした「感想コラージュ」も展示しました。
8mmフィルムって何??というかたにも、ビューワーで見ていただくと『パラパラ漫画みたい』『映像見るのに、フィルムの現像が必要だったんだ〜!』など、フィルムと初めて触れ合っていただく良い機会になりました。

奥のメインスクリーンでは、懐かしい風景に触発されて初対面同士でもおしゃべりが始まったり、いろんな縁がうっすら繋がっていく様子が心地よく、「今回見たかった景色はこれだよ〜!」ってなりました
8mmフィルムのご提供者さんや、映画に出演してくださった関係者さんとは、映像を見ながらおしゃべりに花が咲きました。

いきなりファンをすごく増やすというわけにはいきませんでしたが、人と人のつながりが薄くなっていく傾向の現在において、古い映像を見る・話す・聴くという行為が、新しくて緩いつながりをうんでくれるのかも?という希望を感じる日でした。

松本のご家庭から集めた8mmフィルムの映像は、まだまだ活用の余地がある気がします。
いい1日になりました。

お越しいただいた皆様、ありがとうございました!

お祭りの後は『まつもと日和2』上映会

日没を待って、「中町・蔵シック館」前の広場では、「中町街づくり推進協議会」の皆さんが企画してくださった『まつもと日和2』の上映会が開催されました。
お天気は良かったものの、思いがけず寒い夜で、凍えながら観ました。

流石に寒くて、ずっと観ていく人は少なかったのですが、10分程度寄って見ていってくれる方はとっても多かったです!
場所柄、海外からのツーリストも多く通りかかります。拙い英語でご説明すると、世代や国籍を問わず「Cool!」と言ってしばらく見ていってくれる人も多かったです。父が家族を追う目線には普遍的なものがあるというか、言葉や文化を超えて伝わるものがあることを改めて感じました。

すっかり日が暮れた中町通り
上映会の企画を引っ張ってくださったカフェchiiannの武田さん 最後の挨拶

寒い中、最後まで観てくださったみなさんには本当にありがとうございました。お風邪を引かれていませんように・・・