初めまして、新しくメンバーになった信州大学2年の鈴菜です。このたび、7月28日に長野県松本深志高等学校で行われた「探究人ワークショップ」に参加してきました!
テーマは、『「映画」と「フィルム」と「松本」と』。
全26講座の中からこちらを選んで参加して下さったのは14名の1・2年生。人数分の椅子を教室に並べ、スクリーンを囲みます。

この日の授業は3部構成で、
第1部 :8ミリフィルムと地域映画(監督のトーク)
第2部:「まつもと日和2」の鑑賞
第3部:参加者全員での座談会
といった具合でした。休憩を挟みつつ、12時40分から16時まで、じっくり行います。
第1部では三好監督が講師となり、自身の生い立ちや8ミリフィルムへの思い、地域映画の役割などをスライドを使用して説明。監督の「スマホの中に100年後も残しておきたい動画はある?」という質問には、ほとんどの生徒さんが「無い」と答えていました。

その後、持参していた本物の8ミリフィルムやカメラを生徒さんたちに見てもらいます。すごいと驚きの声が上がりました!
準備中に私も見せてもらったのですが、なかなか無い機会で不思議な感覚でした。あのフィルムがこんな風に映し出されるのか。

次に第2部です。今回のメインとも言える「まつもと日和2」の鑑賞。本作には深志高校も大切な歴史として登場します。

教室を暗くして映画を見るワクワク感と非日常感はいつまで経っても忘れられないと思います。
そして第3部の座談会。輪になって座り、一人一人簡単な自己紹介と映画の感想を言っていきます。コモンズ側からは三好祐子プロデューサー、深志高校のOB、昔を知る年長メンバー、それと私も参加しました。

生徒さんの感想に三好監督が一言返すという形で進めていきます。
「今と昔で同じところと違うところがあるのが面白かった」という意見がやはり多く、映画の制作風景を取り入れていることについての感想もいくつかありました。
私は、はじめの方の監督の「100年後も残しておきたい動画はある?」という問いに「無い」と答えていた生徒さんが、「(現在の映像が)今の自分には価値が無くても、未来の自分にはものすごい価値があるものだと思った」と言っていたのが印象に残りました。
「日々の小さな出来事が大切な思い出になることに気付かされて、この作品に中弛みした生活を送っている自分の背中を押してもらった」と言ってくれた方もいました。
新鮮で素敵な感想がたくさんです!

私自身、コモンズに参加したのは本当に最近のことで、映画の制作には関わっていません。なので今回は生徒側としての気持ちで講義を聞いていました。
生徒さんの感想や監督の話にも出た、「ホームムービーは演者と撮影者という関係でなく、撮影者の眼差しをも想像させるもの」という言葉が強く心に残っています。
全3部、終わりの方は駆け足気味でしたが、生徒さんたちにとって意義のあるワークショップになっていたらいいなと思います!
深志高校の皆さま、ありがとうございました。





