信州大学経法学部4年新城稀耶です。
今回は、先日行われた「ホームムービーの日in松本」についてご報告します。
上映作品は300本を超えるフィルムの中から、松本を映したフィルムを中心に9つ。
今回の上映にはフィルムを提供してくださった方やそのご家族、地元の方、読売新聞、蟻ヶ崎高校放送部の取材の方々など、スタッフも含め総勢30人が参加しました。
様々な世代の方々が参加してくださり、こうして次の世代へと記憶も引き継がれていくのだなと思いました。
会場には、10代から90代までの、各世代が勢揃いでした!
上映中は提供者さんにフィルムの内容の説明をしていただき、時には提供者さん以外の方々にも当時を振り返っての思い出などを話していただき、会場は和気あいあいとした雰囲気で、終始和やかなムードが流れていました。
当時を思い出した人々のお話がいろいろなところから聞こえてきて、とても貴重なお話をたくさん聞くことができました。
昭和31年の中劇 。看板作りの気合いが半端ない。「戦場にかける橋」が封切られた際には、女鳥羽川に戦場にかける橋が実際につくられた、というエピソードに盛り上がる
参加された人々の記憶が呼び起こされ、それと同時に当時を知らない人々がフィルムや提供者さんなどのお話を通してその当時を知る貴重な機会となりました。
記憶を記憶のままにしておくのではなく、伝えていくことの大切さを改めて実感しました。
本当に楽しかった。世代の違う人たちとこんなにフラットに同じ空間に居られてうれしい
学生たちの嬉しそうな表情は、多世代交流が生み出す希望そのものだった