中学校美術部でロトスコープアニメに挑戦!!


松本市清水中学校 美術部の皆さんと、今回集まった昭和の松本の映像をもとに、2日間にわたり、ロトスコープアニメーションの制作に挑戦しました!

まずは、3~4人で1つの班をつくり、班ごとにフィルム映像のワンシーンを選びます。

1秒につき10枚の静止画像が下絵として用意されますが、例えば、8秒間のシーンを4人で取り組む場合は1人20枚を担当するということになります。

下絵の上にトレーシングペーパーを重ね、アウトラインを1枚1枚描きなぞっていく

集中して、根気強く取り組む生徒たち。筆圧の違い、線の太さ、シルエットの雰囲気、トレースでもそれぞれの個性が出る。みんな真剣。

「いつもは、一人一人がそれぞれの作品を個々に描いているだけだけれど、今回は、それぞれで描いたものが、合わさって1つの作品になった。それがとてもうれしかったし、楽しかった!」

優しくて明るくて面倒見の良いコモンズの信大生と一緒に。手を一生懸命動かしながらおしゃべりも楽しむ。「お姉さんと話せてめちゃくちゃ楽しかった!絶対また会いたい!!」親でも先生でもない、信頼できる素敵な大人に出会えて嬉しそう。

指導する太田真希さん(デザイナー/イラストレーター)は清水中学校の卒業生。

黙々と手伝ってくれる子も、困ってる時に手伝って欲しいと言える子もどちらも偉いなぁと感心してました

2日目は「最後まで描ききって完成させたい!」「もう少しこだわりたい!」と、皆さんの熱意が倍増している様子が伝わってくる

地元2紙(信濃毎日新聞/市民タイムス)に取材記事が掲載されました!

この取り組みで制作されたロトスコープアニメーションは、地域映画の本編のどこかに登場します。

お楽しみに!