まつもと市民芸術館 千秋楽上映会レポート 2023.10.25「大切な人と観たい映画です」


10月25日(水)、まつもと市民芸術館で「映画監督 山崎貴の世界」展関連企画として最後の「まつもと日和」上映会を開催しました。

この日も恒例の三好監督TALK回があり、地元の方はもちろん、県境の富士見や山梨県の北杜、さらには横浜など、県内外からいらしたお客様が、それぞれの想いを語ってくださいました。「この映画は普遍的な内容なので、ぜひ他の地域でも上映してほしい」という嬉しい感想を複数の方からいただくこともできました。

そして最後の上映回は、「まつもと日和」の音楽担当・3日満月さん、挿入歌「浅間節」を唄ってくださった民謡歌手・山本扶美枝さんのLIVEつきでした!

3日満月の音楽はいつ聴いても、心の奥まで入ってじんわり温めてくれます。今回は力が湧いてくる華やかなパレードの曲も演奏も。この上映会ならではの、8mmの映像に即興で合わせる演奏は8mmに共感性と命を吹き込むようで、とても素敵でした✨

山本扶美枝さんと清芙美会の皆さんによるLIVEは、最終上映を飾る特別なもので、初めて生で聴く民謡は少し懐かしいような、松本市の過去をうたから辿るような思いになりました。

さらにLIVEの締めくくりは、3日満月さんと山本扶美枝さんの共演による松本市歌!

この活動に携わってから何度も聞いているこの歌を2組の生演奏で聴くことができ、とても光栄で贅沢な時間でした。

まつもと市民芸術館での「まつもと日和」上映は、今回が千秋楽です。8月から始まったこの上映会、初日は39名でしたが、右肩上がりにお客様が増えていって、今回はついに137名の方にご来場いただけました!

はじめて観る方、リピートしてくださる方、それぞれの感想を持ちながら広がっていることを感じることができました。8月から全5回、多くの方々に「まつもと日和」をご覧いただき、本当にありがとうございました。

今回の上映会は、前回観に来てくれた知人が「大切な人と観たい映画です」と言って、パートナーを連れて観にきてくれました。私は言葉にならないほど感動して、この活動に参加できる喜びを再確認しました。「まつもと日和」が記録でありながらも、大切な人との記憶になっていく、そんな空間に立ち会えてとても嬉しいです。

さて、今後も「まつもと日和」の市民上映会、その他の上映も予定しています。

上映会情報はこちらで随時更新中。チェックしてみてください!(サキ)

まつもと日和上映スケジュール

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