初の韓国製作・韓国語作品となった「ベイビー・ブローカー」が話題の是枝監督が、新作映画を岡谷市で撮影中と聞き、是枝ファン第1号を自称するコモンズメンバーが、コメントをもらいに行ってきました。
以前、8mm地域映画の活動を知っていただく機会があり、
「こういう何気ない小さな物語を残していくことはとても大切なこと」
とおっしゃっていた是枝監督。
このたび改めて、まつもとフィルムコモンズの活動に、あたたかい言葉を寄せていただきました。
いつか失われてしまう8ミリフィルムを発掘し、再生し、記憶として共有する。それはきっと、地域社会の財産として 街を 人を 豊かに繋いでゆくはずです。
この素晴らしい取り組みを 心から応援しています。
映画監督 是枝裕和
家族をテーマに多くの作品を生み出してきた是枝監督の作品は、国内はもちろん、世界中の人々の心を揺さぶり続けています。その根本にあるのはきっと、国籍や人種の違いを超えて、一人の人間の小さな物語に目を向けたときの、あたたかい眼差しの普遍性のような気もします。
8mmホームムービーの中にも、時折そんな眼差しを感じます。忘れてしまいそうな細やかなワンシーンが、時に私たちを支えてくれたり、笑顔をもたらしてくれるのです。
クラウドファンディングも残り17日となりました。
松本の地域映画のご支援、ご協力、引き続きよろしくお願いいたします!