『まつもと日和』上映会が信毎メディアガーデンで開催されました!


松本の5月は工芸の5月です。

今年は5月27日、28日にクラフトフェアが開催され、松本の街が工芸に溢れています。
その賑わいの中、5月28日(日)に『まつもと日和』の上映会が信毎メディアガーデンで開催されました。

ロビーには『まつもと日和』の記事や8mm映写機、カメラなどを展示。

メディアガーデンという名の通り、音響設備もとても良い環境で、小学生から大人まで、いろいろな世代の方々に見ていただくことができました。

1回目と3回目の上映後は、監督とお客さんとのトークセッションがあり、座談会のような車座ではなかったものの、終始和やかな雰囲気で大変盛り上がるものとなりました。
1回目の上映は、フィルム提供者であり出演者の関さんが、3回目の上映は、楽曲を提供してくださった3日満月の佐藤公哉さんもお越しくださいました。

皆さんの感想を紹介させていただきます。

「昭和30年代から40年代のことが甦ってきた。素晴らしい編集をありがとうございます」
「認知症のお姉さんに見せてあげたい」
「井上の石のすべり台が懐かしかった。母に連れて行ってもらったことを思い出した」
「女鳥羽川の氾濫は話に聞いていたけど初めて映像で見てびっくりした!」
「護国神社に驚いた。あんなに荒涼としたところだったとは」
「京都からクラフトフェアを見に来たら、知人に『まつもと日和』を紹介された。とてもあたたかい気持ちになった」
「“懐かしい”ではなく、見たことのない松本を見て“新しい”と感じた」
「中劇の建設風景が見れて感動した」
「松本城に遊園地があったのはびっくりした」
「知らない人なのに見ているうちに知っている人のようになってくる。そして、まるで家族になったかのような眼差しで見てることにびっくりした」
「愛に溢れている。愛でしかない」

たくさんの愛溢れる感想をいただき、マイクランナーをしていた身としては、とても嬉しく感じました。
また、鑑賞1時間以上前から大変楽しみにしていたと仰ってくださる方々もいました。

皆さんの感想を聞いていると、それぞれに響く場面や感動する内容も違うことに、当たり前ですが気づかされました。
そして、その他人の感動が自分にもフィードバックされて新たな感動を生む、、、不思議な体験をさせてもらいました。

すべての8mmフィルムに共通する愛が、こんなにも感動させてくれるのでしょう。
私もそろそろ観たくなってきました。
何度でも観たくなる『まつもと日和』です。(るみ)