8月20日(日)19:00〜、松本市県のレストラン「マンマ・ミーア！」https://www.mamma.co.jp/にて、『「まつもと日和」を見て語る会』が開催されました。
この上映会はマンマ・ミーア！さんが企画してくれ、実現したものです。
まつもとフィルムコモンズの主催イベントとはちょっと違った雰囲気をレポートできるかもしれないと、取材に伺わせていただきました！
お盆を過ぎても日中は暑い暑い日々が続いていますが、この日は夕立もあり上映会の開催時間にはすっかり涼しく。
ご家族・ご友人と連れ立って2〜3人のグループでご来場いただく姿が目立ちました。
中には、「まつもと日和」にフィルムを提供してくださった、ご近所にお住いのご夫婦の姿もありました。20名ほどの来場があり、会場は満員です。
お菓子とフリードリンク込みの入場料です。皆さんドリンクを手に開演を待ちます。別料金のビールを注文している方もいらっしゃいました。
マンマ・ミーア！オーナー様のご挨拶で開演。
入場受付の手伝いに来ていたフィルムコモンズ事務局の三好祐子さんからもご挨拶させていただきました。「この上映会ではおしゃべり自由です、どうぞ皆さん思い出したことや感じたことをお隣の方とお話ししながら楽しんでください！」
グループ毎に小さなテーブルを囲みながら見るスタイルの助けもあってか、皆さんがお隣の方とお話ししながら見てくださったのがとても嬉しかったです。お城の遊園地や美鈴湖や中信センターでのスケートなど皆さんが知っている場所が映ると、会場全体から声が聞こえてきます。
オーナー様も「ジャンボマックス、覚えていますか？」「懐かしいよね〜」「松本市歌のこと、知っていましたか？」など、お客様に声かけしてくださって、主催者様とお客様の関係から集客して作られる上映会の雰囲気がいいなあと感じました。
上映後は、座談会。
明るくなった会場でドリンクを追加しに行くお客様も居る、くだけた雰囲気の中でマイクがまわります。
フィルム提供者様でもある江上さんは「見つかったフィルムは、クリーニング・デジタル化をしたものをUSBに入れて頂いて、先日のお盆で久しぶりに施設から戻って来ていた母と家族で見まして、大変盛り上がりました！」と、フィルム提供にまつわるエピソードを話してくださいました。
「（映画の中ではお城の堀でスケートをした話をしている方がいましたが）僕らの頃は、お城の堀ではスケート滑っちゃいけない、という風に変わっていました。休みの日スケートをしに美鈴湖に行き、帰りはビニールや段ボールをお尻に敷いて浅間まで滑り降りて来て、イカの天ぷらを売っているのを食べるのが本当に楽しかったことを思い出しました。懐かしくていいな」
「岡宮神社の舞台、子供の頃乗せてもらったことを思い出しました。なつかしいことを色々と思い出させていただきました」
「子供達を一生懸命育てていたな〜、私たちの子供時代は歴史になったのかと感じました。運動会でちょっとへんてこな競技を必死てやっている姿を見ていじらしく感じました。」
「（浅間温泉行きのチンチン電車が映っていたので）おじいさんと横田から浅間までチンチン電車に乗って松茸狩りをしに行き、松茸をとり、帰りの電車の中に忘れ物をしてしまい、後でおじいさんにうんと怒られたことを思い出した」
「岡宮神社の祭り、親からは禁止されていたのを、兄とこっそり計画して見に行きました。祭りの屋台でへびなんとか？とか怪しいものが子供には魅力だった」
「たくさんの商家が立ち並ぶ街の様子がすごいなあ、亡くなった父と見たかったな」
など、たくさんの感想をお聞きすることができました。
「岡宮神社」や「浅間」「横田」など、地元ならではの地名や思い出が飛び交う様子は、この上映会ならでは。
マンマ・ミーア！さん、上映会の開催、本当にありがとうございました！
