高校生が作った「まつもと日和」のドキュメンタリーが文部科学大臣賞を受賞しました!


まつもとフィルムコモンズの小林です。
松本蟻ケ崎高校放送部に所属してます。放送の大会に参加するドキュメンタリー番組の取材をきっかけにコモンズで活動しています。
放送部として、8ヶ月にわたる取材の中で2つのドキュメンタリー番組を制作しました。

1作目「つなぐ」

こちらは「まつもと日和」完成上映会までの過程を追ったものです。コモンズメンバーがフィルムや地域映画に込める想いを中心に作りました。

2作目「8ミリがつなぐあの日の記憶」

こちらは2/25.26に行われた「まつもと日和」完成上映会の様子を中心に構成されています。「まつもと日和」の完成に向けてインタビューやBGM収録など多くの人が関わって作られたことがわかります。
※映画の内容紹介が行われていますので、番組視聴の際にはご注意ください。

制作した番組は、長野県代表に選ばれ、第47回全国高等学校総合文化祭放送部門VM部門への出場を果たしました!
結果…、

文部科学大臣賞受賞

この賞は47都道府県で最も優秀な成績を収めた県に贈られるものです。

取材のきっかけ
去年の8月に新聞でコモンズのフィルム収集活動を知り、取材は始まりました。私の祖父は松本で生まれ育ち、写真記者をしていました。撮影した写真を見せてもらった時は、今の松本との違いに驚いたものです。コモンズの地域映画制作を通して、フィルムの中に今は見れない松本の姿を見ることが出来ることも活動するきっかけだったと思います。

番組制作をして
取材で撮影した映像は15時間に及びました。上映会や映写室では全体が暗い中で行われるので撮影が難しかったです。より多くの人が「地域映画 まつもと日和」に興味を持って貰えるような番組を目指して制作しました。

コモンズの活動に参加して
地域映画制作を通じて、大学生から社会人まで幅広い方々と関わったことで、新たな知見を得て成長出来ました。学校があって平日の作業には参加出来ないことも多々ありましたが、居心地も良く楽しい時間を過ごさせてもらってます。

最後に
大会で番組を評価していただけたのは、コモンズメンバーを初めとし、撮影やインタビューにご協力頂いた皆様方のおかげです。ご協力いただきありがとうございました。