「まつもと日和」が東京ドキュメンタリー映画祭2023長編コンペティション部門に選出されました!


こんにちは、まつもとフィルムコモンズ代表の谷田です。今回も嬉しいお知らせがあります。SNSなどではすでにご報告していましたが、なんと・・・

地域映画「まつもと日和」が「東京ドキュメンタリー映画祭2023」長編コンペティション部門に選出されました!!

東京ドキュメンタリー映画祭は、日本における数少ないドキュメンタリー映画祭のひとつです。新宿のK’s Cinemaを舞台に、国内外から選ばれた作品が上映されます。グランプリ、準グランプリ、観客賞の3つの賞があり、今年の長編部門の応募は70作品。

多くの作品の中から「まつもと日和」が12本の長編ドキュメンタリーの1つに選ばれ、同映画祭での上映が決定したのです。

三好大輔監督は、これまで17本の地域映画をつくってきました。昨年は、全盲の美術鑑賞者・白鳥建二さんと友人たちによる“言葉”と“アート鑑賞”をめぐるドキュメンタリー映画「目の見えない白鳥さん、アートを見にいく」で同映画祭に選出されましたが、地域映画では初!

「実はこれまでも地域映画で何度かエントリーするも選ばれることはありませんでした。本当に快挙です!!」(三好監督)

ちょうど先日、まつもと市民芸術館の「まつもと日和」上映会で、何人ものお客さまから「この映画は普遍性がある。他の地域でも上映してほしい」と嬉しい言葉をいただきましたが、早くも実現できることになったのです。

東京には、たくさんの松本出身者が住んでいます。新宿の映画館で見る、故郷の懐かしい街並みや暮らしに、どのような想いを抱くのでしょうか。

僕も30年ほど東京に住んでいて(神奈川や千葉も含みます)、昨年松本に帰ってきました。並行世界の“今も東京で暮らしている自分”が、新宿で「まつもと日和」を観たら、めちゃめちゃ感慨深いものがあると思います。

また、松本は移住者が多い街です。三好監督をはじめ、コモンズのメンバーにも松本に惹かれて東京から移住してきた人が何人もいます。この映画を見て、松本に来たくなる人もいるかもしれません。「まつもと日和」東京初上映がどんな渦を巻き起こすのか今から楽しみです!

「東京ドキュメンタリー映画祭2023」は、2023年12月9日(土)~12月22日(金) にかけて、新宿 K’s Cinemaにて開催されます。「まつもと日和」は、”まちの記録をつむぐ” というテーマで、短編作品「KUMU 日々を組む」と一緒に2回上映されます。

東京ドキュメンタリー映画祭2023:「まつもと日和」上映日時

① 12月13日(水)10:00〜

② 12月18日(月)12:00〜

東京近郊で暮らすご家族やお知り合い、あるいは松本とは関係ない人たちにも、ぜひ「まつもと日和」や、この映画祭のことを教えてあげてください。故郷を想う気持ちは、きっと誰もが一緒のはず。8mmフィルムには、その気持ちを呼び起こす不思議な力があります(たにた)

★詳しくは「東京ドキュメンタリー映画祭2023」のHPをご参照ください

https://tdff-neoneo.com